全体セッションと討論中心のテーマ別セッションを設けます.下記の討論テーマの中から参加希望テーマ(1つのみ)をご選択ください.
T1: 形式手法 -産学連携で課題解決を目指す-
T2: 機械学習応用システムの不確かな要求の抽出とモデル化
T3: サービスコンピューティングのこれまでのあゆみと今後の技術ロードマップ
T4: ソースコード解析・変換
各テーマの設定している参加区分に従った区分を選択してください.ご自身の選択された区分により,手順が異なります.
ポジションペーパー: ポジションペーパーを,投稿締切日(2019年12月9日)までに投稿ください.
プレゼンテーションのみ: タイトルと発表概要を,投稿締切日(2019年12月9日)までに送付ください.
議論への参加のみ: 議論参加のみ申込締切日(2020年1月8日)までに申込ください.
形式手法とその関連技術によってソフトウェア・ハードウェア開発の効率化および製品の高信頼化・高品質化を実現するために,産業界・学術界において様々な取り組みが進められている.本セッションでは,産学の連携を通じて情報産業における形式手法の普及および利活用を推進するべく,継続的に議論を行っている.形式手法の産業界への普及は進んでいるが,導入支援のための技術教育の必要性や,実システムへの導入に際してのコストの軽減など,多くの課題が残されているのが現状である. 討論リーダー: 横川 智教 (岡山県立大学),早水 公二 (フォーマルテック) 参加区分: プレゼンテーションのみ/議論への参加のみ |
近年の深層学習を軸とした機械学習の発展に伴い,機械学習を利用するソフトウェアは急速に社会に浸透しつつある.しかしその一方で,従来型のソフトウェア工学は機械学習の前に全くと言っていいほど通用していない.深層学習では,データの特徴抽出も自動化されるが,どのような特徴を捉えて,どこまでの品質を担保できるのか,妥当な訓練済みモデルが得られるのかなど,品質要求や実現可能性の不確実性が大きい.そのため,機械学習応用システムの要求の抽出やモデル化が非常に難しい. 討論リーダー: 吉岡 信和(国立情報学研究研究所),高井 利憲(チェンジビジョン/奈良先端科学技術大学院大学),竹内 広宜(武蔵大学) 参加区分: ポジションペーパー/プレゼンテーションのみ/議論への参加のみ |
サービスコンピューティングは異種分散システムをつなぐ糊として,現在あらゆる場面で活用されている.サービスコンピューティングの誕生以来,成長し実用化された技術もある一方で,時代に置き去りにされた価値ある技術も多数存在する.本討論では,サービスコンピューティングのこれまでの歴史や研究トピックを振り返り「温故知新」を行うとともに,来るべきSociety 5.0に向けた今後の技術ロードマップについて,ワークショップ形式で議論する. 討論リーダー: 中村 匡秀(神戸大学) 参加区分: ポジションペーパー/プレゼンテーションのみ/議論への参加のみ |
ソフトウェア内部に含まれるバグを修正したり,稼働中のソフトウェアの振る舞いを理解したりする際,そのソフトウェアのソースコードに対する調査が行われる。ソースコードとは,プレインテキストの形で,人間によって書かれたソフトウェア開発の成果物を指す.ここで,近年のソースコードは大規模化・複雑化しているため,それに対する調査を人手で行うことは得策でない.このため,機械によるソースコード解析・変換,および機械によるソースコード解析・変換支援が強く求められている. 討論リーダー: 吉田 則裕(名古屋大学),柗本 真佑(大阪大学),丸山 勝久(立命館大学) 参加区分: ポジションペーパー/プレゼンテーションのみ/議論への参加のみ |